お気に入りの器でお茶をしたり、甘味を味わったり…そんな休日のひと時が幸せ。
器が気になりだしたのは、いつの頃からだろう？
数年前より、訪れる度に素敵なものに出合ってしまう器屋がある。

大阪は天満橋筋の長い商店街を抜け小道をすっと入った先に、ひっそりと佇む器屋「玄道具店」
迎えてくれるのは、テーブルと棚に並べられた素敵な器の数々。そして背が高く、飾らない美しさが魅力の店主の玄さん。
気さくな人柄で丁寧に器や作家を紹介いただきながら、１つ１つの器をじっくりと見て、手にとる。

このお皿には和菓子が合いそうだな。このカップで朝の１杯を淹れると、素敵な１日になりそう。

静けさが心地よい空間のなかで、想像を膨らませつつ…今の気分に1番しっくりとくるものを選ぶ。
玄さんとは初対面の頃からなんだか妙に波長が合い、話が弾むなかで、ギャルリー・ヴィーでお買い物をよくされていることを知った。ご縁ですね！とその場でお茶をごちそうになりつつ器やお洋服のお話で盛り上がったのも、懐かしい記憶。

時折寄っては出合いを重ね、迎えた器は毎日の私の生活に欠かせないものに。
これからの素敵な出合いも期待しながら、日々を送る。