TOMORROWLAND

STAFF STYLE - CASUAL PANTS for SUMMER -

  • 僅かなサイズ感や素材の違いで印象がガラリと変わるのが、メンズのスタイリングにおけるパンツ類。今季は大人の余裕を演出できる、緻密に計算された自信作が揃いました。スタッフの着こなしを交えてご紹介します。
    • 同素材のブルゾンともセットアップで合わせられるバレルパンツを中心に、アーシーな大人のカラーリングでまとめたスタイリングです。カジュアル軸でありながら、首元のスカーフで色味を華やかに整え、涼し気なリネンカーディガンはテラコッタ風のものをチョイス。それぞれのアイテムが持つ素材の違いがニュアンスとして動きを作ってくれるので、シンプルなコーディネートでも上質な抜け感を演出してくれます。着用するアイテムが減ってくるこれからのシーズンは、こういった視点で組み合わすのも一興です。
    • ヨーロッパの大手メゾンでも使用されるポルトガル製の生地が心地よいダブルポケット仕様のシャツをジャケット的に羽織り、縦糸にリネンを使用して高密度に織り上げたコットンリネン混紡の生地を使用した2プリーツパンツを組み合わせました。ステッチワークを多く使用したカジュアル感のあるデザインで、インアンドアウトタック仕様でやや太めのテーパードシルエットを活かしたリラックスコーディネートです。とはいえ、砕けすぎないようタイドアップとワントーンで整えることで、トゥモローランドらしいエレガンスを表現しています。 ベルトや袖まくりのバランスにも気を配って統一感を出しました。
    • コットンリネンシルク混紡の素材を用いたセットアップを使ったストイックなコーディネート。こちらはリアルなユニフォーム生地にも使われるコットンの平織のような生地感ながら、上質で凹凸感のある糸を使用しており、奥行きと光沢・高級感・存在感のある生地へと仕上げています。シルエットのポイントにしたのが特徴的なゆとりのあるワイドシルエットのパンツ。 ミリタリーやワークなどのユニフォームウェアのディティールを織り込み、ウエストと腰回りはフィット感がありながら、ヒップ下がストンとストレートシルエットになった『樽(バレル)』のようなシルエットが特徴です。
    • リネンコットン混紡のギャバジン素材を使用したワイドシルエットの2プリーツパンツが主役のスタイリングです。こちらのパンツは脇線を広く取り側賞を付けたデザインで、その内側にポケット口を作っているのが特徴。シンプルでありながらこだわりが詰まっており、存在感も十分。 ライトアウターとしてリネンとキュプラの混紡素材を使用した春夏仕様のブルゾンを合わせ、インナーにはインパクトと落ち着きを同居させたニットを選びました。 大人の肩肘張らない洒脱なムードにシーズン感を散りばめた、エフォートレスな着こなしになったかと思います。
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