STAFF STYLE - Barbour for TOMORROWLAND -
- 英国アウターのアイコンブランド〈Barbour〉の『SPEY』に、仏〈DORMEUIL〉の『BARATHEA』というトゥモローランドエクスクルーシブファブリックを組み合わせた別注ブルゾン。
スタッフの着こなしを交えてご紹介します。
-
春の訪れと共に気になるホワイトを基調としたスタイリングです。別注の〈Barbour〉が持つ洗練されたネイビーの色味が引き立つように各アイテムをチョイスしてみました。〈DORMEUIL〉社が持つ正装用の服地のコレクションである「CEREMONIAL」の中から、最高峰のバラシャ生地(菱形模様の変形ツイル)を採用しているため、他とはまるで違う高級感と存在感が際立ちます。ラギッドなイメージが強い〈Barbour〉をトゥモローランドならではの味付けでブラッシュアップさせているため、軽く羽織るだけでもワンランク上の雰囲気を纏うことができることでしょう。階段を降りる足取りも思わず軽くなるような、特別なプロダクトだと思います。
-
男らしく無骨なイメージのある〈Barbour〉を主役に据えながらも、クリーンなアイテムとの組み合わせでツイストさせることを意図したスタイリングにしてみました。インナーにはマルチカラーストライプジャージをリボン状に加工したイタリー糸と、ギマコットンを引き揃えた3ゲージニットのクルーネックプルオーバーを選び、首元にはスカーフを巻くことで華やかさを追加しつつ寒暖差にも対応しています。アメリカ空軍のユーティリティパンツを思わせる淡いグリーンのパンツは、質実剛健さとドレッシーさを併せ持つ万能な一本。個々のアイテムにこだわりながらも、エフォートレスな印象になるよう計算しています。
- Barbour / SPEY / ¥96,800
-
今回のために開発された〈DORMEUIL〉社のフォーマル生地であるライトウェイトな「BRATHEA325」を纏った別注の〈Barbour〉はソティスフィケートされたネイビーの色合いが特徴的。ワントーンコーディネートを軸にして、大人の雰囲気を意識しました。青の濃淡を各アイテムで表現したため、単調になることなく奥行きが生まれているかと思います。絶妙な着丈の長さに変更しているため、既存の「SPEY」とは異なるエレガントさも醸し出ているに違いありません。
-
肩ひじを張らず、クローゼットの中から適当なものを組み合わせました風な顔をしておきながら、一分の隙がないコーディーネートにしてみました。インナーは夏に涼しく、冬には暖かい特性を持つシルクを用いたアーガイルジャガード柄のニット。生地が厚くならないように「インターシャ」という非常に手間のかかる技法を用いて作成した柄を、全面に配した贅沢な仕様が特徴となっており、シンプルな別注〈Barbour〉との相性も抜群です。驚愕の高級素材を身に纏いながらも嫌味にならないバランス感は、トゥモローランドが持つ過不足のないエレガンスの体現かと思います。