TOMORROWLAND HOME in my place vol.5
気になるあの人の
個性引き立つ暮らしのヒントを公開!
TOMORROWLAND HOMEのアイテムを
使用した、セルフコーディネートも注目です。
第5回目は、癒しとエナジーが共存する長尾悦美さんのご自宅をご紹介。
vol.5 Creative Director 長尾 悦美さん
My favorite place.
#1
バイヤーやクリエイティブディレクターとして世界中を飛び回る長尾さんにとってお家とは。
「実は学生の頃、建築を勉強していてインテリアに関するお仕事に就けたらなと考えてました。しかしある日突然、インテリアの組み合わせ方や、ものづくり、レイアウトなど、ファッションと感覚が似ていて。気づいたらファッションの仕事をしていました。」
長尾さんのお部屋づくりはちょっとしたリビングのコーナーも無造作でいて計算されたレイアウト。カラーや柄や素材感、アイテムの組み合わせ方が際立っています。
「ここは私にとってインスピレーションの場。仕事の資料探しなどついつい長居してしまう場所です。」
「壁のアートは、大好きな村上 周さんの作品。実は村上さんのギャラリーに行かせていただいた際、たまたまボロボロの包装紙のような紙に村上さんが練習書きしたカリグラフィーがあって。思わず下さい!って。(笑)。完璧じゃない美しさというか未完成な姿に魅了されました。」
明日の英気を養い、同時に心や体を癒す場所。
オンオフがバランスよく交差する長尾さんのお部屋。
#2
棚を彩る雑貨はパリの蚤の市で見つけたフロアランプや大江戸骨董市、ニュージャージーのマーケットで見つけたオブジェなど国やジャンルなどは一切関係なくレイアウト。
それなのにこの統一感。長尾さんのファッションスタイルやご自身が好きな古着選びにも通じる審美眼。
「要素を入れすぎると収集がつかなくなることも。ファッションと同様、1つのコーナーに対して強弱のバランスを2割ほどにしたり、カラーは3色まで。また素材感の合わせなどバランスを大切にします。」
#3
ベッドルームの一角にあるのはジュエリーやサングラスの見せ収納。
「私にとって大切なアクセサリー。毎日コレクションの中からパッと選びたいので、常に見える場所に置いています。外から帰ると、まずここに直行してアクセサリーを収納するのがルーティーンです。」
My favorite TOMORROWLAND HOME.
#4
「ベッドルームのこだわりは主張しないこと。お風呂に入って、さあ寝るぞ!という最も至福の瞬間に、いかに心地よい場所であるか。そして、特に引き算に気をつけます。」
飾り棚にはナチュラルなオブジェが並び、ベッドリネンはグレー&ホワイト。空間がより広々とした印象に。
大好きなモノを散りばめられながらも緩急のあるレイアウト。
癒しの空間でいて適度な生活感も大切にする。長尾さんの感性を体現したような素敵な空間でした。
使用アイテム
PROFILE
Creative Director
長尾 悦美
出身地の北海道にてセレクトショップの販売員を経験。上京後は髙島屋のセレクトショップ〈STYLE&EDIT〉のバイヤーを経て、2020年より髙島屋ウィメンズファッション部門の クリエイティブディレクターに就任。
2022年よりフリーランスディレクターとして活動をスタート後は、クリエイティブディレクターのとして商品やビジュアルのディレクションを行うほか、Fashion prize of tokyoの審査員など幅広いフィールドで活躍中。
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