TOMORROWLAND

ドレスシャツへのこだわり


  • TOMORROWLAND DRESS SHIRTS


  • 立体的なパターンと緻密な縫製によって、美しさと快適さを両立したドレスシャツ。
    襟元のフィット感や手首に沿うカフス、肌当たりまで考慮した縫製仕様など、細部にまで宿るのは着る人の品格を引き立てるための工夫。
    オーダーだからこそ叶う、自分だけの1枚を。


  • 曲線が語る、仕立ての美学


  • 襟はシャツの顔。表と裏の生地をあえて数ミリ違いで裁断し、手仕事で縫い合わせることで、自然なカーブと立体感が生まれます。特注の湾曲した押さえ金を使って縫製することで、やわらかなロールと品格ある表情が宿るのです。⁠衿⽻根がやわらかくロールするので優雅になり、アンコンタイプのジャケットにも似合います。


  • 襟元が美しくフィットし、カーブを描く台襟



  • 台襟は先端に向かって緩やかにカーブする設計。縫製時に高い技術を要するこの仕様により、台襟のボタンを留めた際の首元のフィット感が格段に向上し、ネクタイのノットも美しく収まります。ボタンを外した際も襟が立体的に立ち上がり、襟開きが抑えられるため、ノーネクタイでも襟元の印象に明確な違いが生まれます。


  • 繊細なステッチが生む上品な表情



  • ステッチの細かさは、シャツ全体の印象を左右する重要な要素です。通常のビジネスシャツでは3cm間に16〜18針が一般的ですが、このシャツでは21〜24針と非常に細かく設定。エレガントな雰囲気を演出するだけでなく、ステッチの細かさゆえに縫製時の丁寧な合わせが求められ、縫製時間も多くかかりますが、上質さの証ともいえる仕様です。

  • 内側まで美しく仕立てる、巻き伏せ本縫い



  • 脇の縫い目は、縫い代が内側で袋状に縫い込まれる「巻き伏せ本縫い」。外観だけでなく、裏側の美しさや肌当たりの良さにも配慮されています。縫い幅を細く仕上げることで、シルエットもすっきり。着心地と見た目の両方を高める、手間を惜しまない仕立てです。

  • 手首に馴染む立体的なカフス設計



  • 腕は手首に向かって細くなるため、袖筒も自然なテーパードシルエットに。特にカフス部分は手首にしっかりとフィットするよう、円錐状に設計されています。袖が長めでも甲まで覆うことなく、ジャケットを羽織った際にもスマートな袖口の見え方に。さらに3本のタックを配置することで、立体的で美しいフォルムを実現しています。

  • 動きやすさを追求した、前振り袖



  • 袖の取り付けは、ジャケットのように前方へ振った立体的な設計。腕の可動域を広げるため、袖下と脇の縫い合わせを別工程に分けて仕立てています。高い技術を必要とするため、限られた技術者のみが縫製可能なディテールですが、着心地を優先する設計思想が息づいています。

  • 強度とデザイン性を兼ね備えたガゼット



  • シャツの裾脇にひっそりとあしらわれた「ガゼット(マチ)」は、裂けを防ぐ補強パーツでありながら、目に映るディテールとしての存在感も持ち合わせています。⁠耐久性を高めながら、手の込んだ仕立ての証として、見る人の目に静かに語りかける――そんな控えめながらも確かな品格を添えるパーツです。



  • オーダについてはこちらをご覧ください。


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