TOMORROWLAND

DESIGNER'S JEWELRY SNAP

  • ジュエリーデザイナーのリアルなスナップをお届けする『DESIGNER'S JEWELRY SNAP』。

    今回は〈satomi kawakita〉のデザイナーが身に着けるジュエリーにフォーカス。
    ジュエリーに対する思いやこだわりをインタビューしました。


  • Satomi Kawakita Jewelry デザイナー
    Satomi Kawakita
    @satomi_kawakita_jewelry
    日本でガラス工芸、ビーズアクセサリー制作を手がけた後に単身渡米。
    2003年より宝石の石留め職人であるマスターセッターRichard Scandaglia氏に師事。

    2008年に自身のジュエリーブランド〈Satomi Kawakita Jewelry〉をローンチ。
    デザイナーであるとともにダイヤモンドセッターでもあり、鋳造以外のプロセスをすべて担うことができる職人である。

  • 人差し指:非売品 中指:White Diamond Lightning Ring ¥¥356,400(tax in) 薬指:(下から)Pyramid Band ¥104,500(tax in) / White Diamond Eternity Band ¥341,000(tax in) / Mogul Emerald Cut Diamond(一点物) / Twisting Band ¥72,600(tax in) / Dot Textured Band ¥113,300(tax in) / Braided Eternity Band ¥79,200(tax in) / 全てsatomi kawakita
  • ー手元のジュエリーについて、こだわりや魅力を教えてください。

    重ね付けはブランドのシグネチャーでありスタート地点なので、お気に入りのセットがいくつかありますが、この数年はこのセットを愛用しています。一点もののダイヤのソリティアのリングがとても気に入っていて、それを中心に作った重ね付けなのですが、それぞれの違いがよく引き立つ組み合わせです。
    また、年齢を重ねていくうちに華奢なリングだけでは手が負けてしまうと感じるようになり(笑)重ね付け+ボリュームがあるものや存在感のあるものを合わせるようになりました。

  • Left:White Diamond Dome Ring  / ¥733,700(tax in) 
    一見とても個性的でボリュームもあり、少しハードルが高そうに見えるかもしれませんが
    実際にはとても着けやすく、驚くほど肌に馴染みます
    これ一つで十分存在感がありますが、このリングを人差し指や中指に着用し、違う指にボリューム感が異なる華奢なリングを着用することで、さらにそれぞれの魅力が引き立ちます。

    Right:White Diamond Lightning Ring / ¥356,400(tax in)
    こちらも同様に一見とても個性的ですが、驚くほど肌馴染みが良いリングです。
    このリングを着用・購入されたされたお客さまからはよく『パワーをもらえる』という感想をいただきます。
    私は常に左手の中指に着用していますが、確かにこのリングからは力強さを感じるんです(笑)
    このリングに関しては、ご自身へのご褒美で購入される方が圧倒的に多く、頑張る人の味方になってくれるような存在だと思います。


  • ー ジュエリーを身に付ける時に大事していることは何でしょうか。
    全体のバランスです。私は基本リングがメインなのでピアスやネックレスは存在感があまりないものをさらっとつけるようにしています。着用するものを日によってがらっと変えることはありませんが、襟の開き具合によってネックレスの長さを変えたり、ボリューム感を変えたり、また髪の長さによってピアスをスタッズにするか長めのものにするかを変えたりしています。また、季節によって石を変えたりもします。 例えば、春〜夏であれば色が鮮やかなエメラルドのリングを着用したり、冬はニットに合うようなパールのリングを着用することが多いです。

  • ー ご自身にとって、ジュエリーとはどんな存在でしょうか

  • お守りのようなものであり、自分の身体の一部のような存在です。 石留めの職人になるまではファインジュエリーには興味がなかったのですが、職人になり、ゴールドやダイヤモンドという素材に実際に触れることで素材の特性を知りました。そして、それらが自然に形成されるという事もとても神秘的だと思い、魅了されました。 ジュエリーを買うとき、贈るとき、いただく時は何かしら喜ばしいことがある時が多く、そんなシーンに寄り添える‘もの’はなかなかありません。それまで異素材でのものづくりをたくさん経験していましたが、これほど人に寄り添い人生のシーンを彩ってくれるものはなく、作り手としてもこれほど喜びを感じられるものづくりはありません。もちろん私は作り手としてだけではなく、自身で着用することも楽しんでいるので、着用することで得られる幸せな気持ちはセラピーにも近い効果があると思います。ジュエリーは、自分らしくいるためのスイッチみたいな存在でもありますね。



  • - EVENT INFORMATION -


  • 8月29日(木)から9月8日(日)までの期間中、
    トゥモローランド ルミネ横浜にて、
    『Satomi Kawakita Jewelry Order Fair』を開催。
    通常展開していない豊富なラインアップを特別に展開いたします。
    この機会に、ぜひお立ち寄りください。


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